※現在一般の方のインフルエンザワクチンのみの接種は行なっておりません。決まり次第お知らせいたします。
→海外渡航前ワクチンとしてのインフルエンザワクチン接種は
年中受付しております。診察時間内にお越しください。
インフルエンザとは
インフルエンザウィルスによって引き起こされる呼吸器感染症です。
ウィルス感染から1~3日の潜伏期間を経て発症し、発熱をはじめとした全身症状に続いて咳・鼻汁などの上気道炎症状がみらるようになります。通常は発症から1週間程度で軽快します。
ヒトに感染するのはA型とB型の2種類あり、咳やくしゃみによる飛沫感染が感染経路となっています。インフルエンザウィルスは気温と湿度に大きく影響され、1週間の平均気温が10℃を下回ると大増殖を起こすため冬季の寒くて乾燥した気候に合わせて流行します。
北半球が夏の時期の南半球(冬)や、アジアの気温の高い地域では年間を通して発生しているため注意が必要です。
症状
代表的な症状としては、発熱(38℃以上の高熱)、頭痛、節々の痛み(筋・関節痛)の3つですが他にも、強い寒気、だるさ(全身の倦怠感)、目の充血、咳・喉の痛み、などが挙げられます。
風邪との違いとして、急激に症状があらわれることや喉・鼻の症状よりも全身症状が先行する特徴がみられます。
予防・対策
予防接種:インフルエンザワクチンの有効率は約70%です。その年に流行するインフルエンザは毎年予測され、ワクチンを接種することでインフルエンザにかかる人や重症化する人を減らすことができます。流行時の1~2ヶ月前(10月~遅くても12月末まで)にワクチンの接種を推奨します。
対策:普段から健康管理をして、十分な栄養と睡眠をとって抵抗力を高めておくこと、マスクの着用や消毒、手洗い・うがいを心がけましょう。