熱中症とは
気温や湿度が高い環境下で体温の調整がうまくいかず、めまいやだるさなどさまざまな症状が起こる状態をいいます。
熱中症の症状
熱中症には程度があり、軽症では、こむら返りやめまいなどがおこり、中程度になると嘔吐などが見られます。重症になると、意識消失を起こし体が高体温になります。
軽度熱中症
こむら返り・筋肉痛・めまい・多い汗など
中等度熱中症
吐き気・だるさ・倦怠感・頭痛など
重度熱中症
意識消失・高体温・けいれん・しびれなど
熱中症の予防法
熱中症にならないためには、屋内労働者でも1時間に1回程度の水分補給、野外労働者の場合は、それに加えてスポーツドリンクの摂取などが重要です。また、高齢者や乳幼児は屋内でも熱中症になることがあるため、室内の温度管理・第三者による水分補給の確認が必要です。
熱中症になったら
①木陰や冷房の聞いた屋内に連れて行く
②汗のかいた服は脱いで、氷などで物理的に冷やす。
③水分・塩分補給
④症状が重い場合にはすぐに来院してください。