蚊のメスが人を刺すときに唾液と麻酔成分を注入し、人の血液を吸います。
これがかゆみの元で、乳児から小児は、即時型アレルギー反応を起こし、すぐにかゆくなりますが、成人では、遅延型アレルギー反応によりかゆみを感じるので、翌日に噛まれたことに気が付くことが多いです。
乳児でも、遅延型アレルギー反応が起こります。
触ったり、たたいたり、罰点をつけたり、掻いたりすると、唾液成分が広がり、炎症を引き起こされる部分が広がってしまいます。掻きむしり過ぎて傷ができると、そこに細菌感染を起こし、さらにその細菌が皮膚のあちこちに広がり、飛び火の原因となります。
水洗いの上、冷やすと良いです。かゆみが強いときは、炎症を抑える塗り薬を使いましょう。