上本町わたなべクリニック 📞06-6772-0075
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発熱外来

くも膜下出血

くも膜下出血とは、脳の表面を覆うくも膜と脳の間の空間(くも膜下腔)に出血が起こる深刻な疾患です。主に40歳から60歳の比較的若い世代に発症しやすく、女性が男性の約2倍のリスクを抱えています。突然の発症が多く、命にかかわるケースも少なくありませんが、早期発見と適切な治療により、良好な予後が期待できます。当クリニックでは、経験豊富な総合診療内科医が、患者様一人ひとりの状態に合わせた丁寧な診療を提供しております。

原因とリスク要因

くも膜下出血の主な原因は、脳動脈瘤の破裂で、全体の70~80%を占めます。その他、脳動脈奇形やもやもや病による破裂も挙げられます。リスク要因として、高血圧、喫煙、過度の飲酒、塩分過多の食事、加齢などがあげられます。これらの生活習慣が血管壁にストレスを与え、動脈瘤の形成を促すため、日頃の健康管理が重要です。

症状と前兆

典型的な症状は、突然の激しい頭痛(「バットで殴られたような」痛み)で、吐き気、嘔吐、首のこわばり、意識障害、視力障害などが伴うことがあります。前兆として、軽い頭痛やめまいが数日前に現れる場合もありますが、無症状のまま発症するケースも多いため、定期的な健康チェックをおすすめします。

治療

急性期の治療では、再出血を防ぐための血圧管理が最優先です。140/90mmHg以下のコントロールを目安に、降圧薬や鎮痛・鎮静薬を使用します。また、合併症として脳血管攣縮や水頭症が発生する可能性があるため、総合的なフォローアップが欠かせません。

予防

くも膜下出血を防ぐためには、生活習慣の改善が鍵です。具体的に血圧管理、高血圧をコントロールし、定期的な測定を習慣に。食事の工夫は塩分を控え、野菜や果物を多く摂取。過剰な飲酒を避ける。喫煙をやめ、適度な有酸素運動を継続。 これらを実践することで、リスクを大幅に低減できます。上本町わたなべクリニックは、患者様のQOL(生活の質)を最優先に考えた診療を心がけています。くも膜下出血の不安をお持ちの方は、ぜひ当院へお越しください。

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