肝臓について
肝臓の主な働きは、代謝と解毒作用です。食べ物などから摂取した糖質・たんぱく質・脂肪を体内で使える形に変えて貯蔵し、必要な臓器に送るとともに、アルコールや老廃物などの有害な物質を分解し身体に影響を及ぼさないよう排泄する働きがあります。
肝機能障害は検査において肝臓の異常を表す数値がでることを指し、肝機能が障害され何らかの困った症状が現れることをいいます。
肝機能障害の原因
肝臓の病気の主なものとして、肝炎ウイルスによるウイルス性肝炎、飲酒によるアルコール性肝障害、栄養過多による非アルコール性脂肪性肝疾患NAFLDがあります。その他に自己免疫や薬剤が原因で肝機能障害を引き起こす場合もあります。
ウイルス性肝炎
→(慢性肝炎)B型肝炎、C型肝炎
→(急性肝炎)A型肝炎、E型肝炎、
アルコール性肝障害
→脂肪肝・肝硬変
非アルコール性脂肪性肝疾患NAFLD
→脂肪肝・肝硬変