
当院では、風邪症状(発熱、咳、痰、のど痛、鼻水、息苦しさ、喘息、下痢、吐き気、味覚・嗅覚障害など)や感染症の疑い方の為の発熱外来・感染症外来・風邪外来を行なっております。
⇒予約不要
発熱外来・感染症外来・風邪外来を受診される方へ
持ち物:保険証、不織布マスクの着用
※屋外での診察、待機となります。
気温や天候に合わせた服装でご来院ください。
到着しましたら入り口ドア付近のインターホンを鳴らしてください。
受付スタッフがお伺いします。 予約不要で診察時間内にお越しください。
お気軽にご相談ください。
当院で検査可能な主な感染症一覧
※下記以外の国内、海外の感染症も対応可能!!
新型コロナウイルス
コロナウイルスによる呼吸器感染症で飛沫感染や接触感染などにより感染します。一般的な風邪症状と似ており、ほとんどの場合は軽い症状で済みますが重症化する場合もあります。PCR検査により確定診断が可能で当院では陰性または陽性の証明書(診断書)も発行可能です。
インフルエンザウイルス
インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気で、38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が比較的急速に現れるのが特徴です。高齢者や免疫力の低下している人では肺炎を伴うなど、重症になることがあります。季節性インフルエンザは流行性があり、短期間に多くの人へ感染拡大が起きます。日本では、例年12月から3月が流行シーズンです。
当院では検査、診断はもちろん。季節性インフルエンザの予防接種や海外渡航者向けのワクチン接種も行なっております。
その他の感染症
百日咳
百日咳菌の感染により起こる急性呼吸器感染症のひとつで、コンコンと激しく咳き込んだ後ヒューと音を立てて息を吸う発作の見られる特有の痙攣性(けいれんせい)の咳が特徴です。病名のとおり咳が治まるまで約100日間(3ヵ月程度)も続くことがあり、乳児や新生児では重症すると、肺炎、脳症を合併し、まれに死に至る場合もあります。当院ではT-dapやDTP-IPVなどの百日咳に対する予防接種も行なっております。
マイコプラズマ
マイコプラズマ細菌による風邪や肺炎などを引き起こす感染症のひとつで、細胞壁を持たない点が最大の特徴です。一般的な細菌に対しては、抗生物質を使えば細胞壁を壊すことができますが、マイコプラズマはそもそも細胞壁を持たないため、一般的な抗生物質では効果がありません。そのため、細菌を殺すためには特別な抗生物質を用いる必要があります。検査でマイコプラズマ抗体や抗原を調べることができます。
感染性胃腸炎(食中毒)
ノロウイルス
ウイルス性の感染症の一つで、感染すると食中毒症状や急性胃腸炎を引き起こします。感染力が強く年間を通して発生しますが秋から春にかけてピークとなります。主に腹痛・下痢・吐き気・嘔吐・発熱・寒気・筋肉痛・頭痛・脱水症状などの症状を起こします。ノロウイルスはアルコール消毒では完全に殺菌することができず、効果的ではありませんので注意をしましょう。
病原性大腸菌
一般的な大腸菌は無害ですが、中でも特にヒトに病気を引き起こす能力を持つ菌株の総称です。主に食肉類・内臓肉等の生や加熱不十分、汚染された生野菜や果物、汚染された水道水やプールや湖などが感染源となります。場合によっては家畜や動物、人から人への2次感染の可能性もあります。症状は下痢、腹痛、発熱、嘔吐などがみられます。
カンピロバクター
カンピロバクターは家畜(ウシ、ブタなど)の腸管内に住みついています。特に家畜の中でもトリに高確率で住みついています。なので、加熱不十分な鶏肉や、鳥の刺身、鳥レバーを食べた際はカンピロバクターを疑いましょう。潜伏期間が長く(2~7日程度)、下痢や腹痛などの症状の他にめまいや頭痛を引き起こす可能性もあります。稀に手足や全身の筋肉が急に動かせなくなる「ギランバレー症候群」が合併することがあり注意が必要です。
黄色ブドウ球菌
黄色ブドウ球菌はそのもの自体が食中毒の原因となるわけではなく、健康な人の腸管や咽頭、鼻腔に存在しています。その黄色ブドウ球菌が「エンテロトキシン」という毒素を産生することにより食中毒を引き起こします。潜伏期間は約3時間と非常に短く、激しい吐き気や嘔吐、腹痛、下痢など急性の胃腸炎症状が現れます。
腸チフス
腸チフスは、食中毒の原因でもあるサルモネラの一種であるチフス菌を原因とし、生命を脅かす感染症です。細菌を含んだ食べ物や水を介して広がります。特に南アジア・南アフリカでは他の地域に比べて6~30倍のリスクがあると言われています。約1~3週間の潜伏期間を経て、高熱、頭痛、全身倦怠感、嘔気、便秘などの症状がみられます。重症の場合は重篤な合併症(脳症、髄膜炎、膿瘍、胆のう炎、心筋炎、肺炎など)を起こし、死に至ることさえもあります。当院では予防接種を受けることができます。