にきび
にきびは、尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という皮膚の病気です。薬は飲み薬と塗り薬があります。
2008年10月からビタミンA製剤「ディフェリン(第二世代ビタミンA製剤)」によるにきび治療を行っております。
飲み薬
抗生物質(菌の繁殖を抑える薬)や炎症を抑える薬、皮脂の分泌を抑える薬、ホルモンのバランスを整える薬などが処方されます。漢方薬を処方されることもあります。飲むタイミングはほとんどの場合、食後となります。
塗り薬
飲み薬と同じように菌の繁殖を抑えたり、炎症をやわらげたり、皮脂の分泌を抑えたり、皮脂の新陳代謝を高める薬が処方されます。顔全体につけたり、ニキビの部分だけつけるものなど、使い方はさまざまです。たいていは洗顔した後の清潔な肌につけます。
にきび外来
にきびは、病気です。皮膚科でしっかり治療しましょう。
上本町わたなべクリニックは、にきび治療で約10年間、およそ2000人以上のお肌の治療を行ってきました。
アダパレンゲルは、使い方の難しい薬で、相当の医師の経験が求められる薬です。
これまでの豊富な経験を元にさまざまな肌の方に対応しておりますので、にきびでお悩みの方、一度ご来院下さい。
にきび治療薬
一般的に、にきびと呼ばれる病気は、正式な病名が「尋常性ざ瘡」というカビの一種のアクネ菌によって起こる皮膚の感染症です。これまで日本では、細菌に効果のある抗生物質の内服や塗り薬のみの処方しかできませんでした。
世界的には、「トレチノイン」などが使われています。そのため、にきびに悩む方の中には、海外から高額な化粧品などを使っていました。
しみとりや美肌などにも効果があります。
当院では、「アダパレンゲル」によるにきび治療を行います。
健康保険での受診が可能ですので、これまでより手軽な値段で治療を始めることができます。
にきび治療薬、アダパレンゲルについて
アダパレンゲル0.1%はガルデルマ社が開発した、レチノイド様作用を有するナフトエ酸誘導体アダパレンを有効成分とする、尋常性ざ瘡(ニキビ)治療の外用剤です。
アダパレンが表皮細胞の核内レチノイン酸受容体(RAR: Retinoic Acid Receptor)に結合し、毛包上皮細胞の分化を抑制することで、ニキビの前段階である微小面皰と非炎症性皮疹(面皰:通称黒ニキビ、白ニキビ)の形成を抑制し、その後進展して出来る炎症性皮疹(通称赤いニキビ)も減少させます。
本剤は、ガルデルマ社によってすでに欧米80カ国以上で承認取得・販売されており、1995年にフランスで発売されて以来、延べ2,200万人の患者さまに使用されています。
日本での臨床試験は、尋常性ざ瘡を対象とした試験としてはこれまでで最大の規模で、第II相臨床試験に238名、第III相臨床試験では644名の患者さまにご参加いただきました。
尋常性ざ瘡を適応とする外用レチノイド製剤としては、日本で初めての製造販売承認取得となります。
よく治る薬である反面、使い方が難しいといった難点があります。
しかし、上本町わたなべクリニックでは、さまざまなにきび患者様の状態に合わせた使用法などに、より多くの成果を挙げています。
にきびや面皰、さらには、にきび跡で悩んでいる方に受診をオススメします。
アダパレンを使っても治らない「にきびの治療」も行っています。