在宅医療

大阪市天王寺区の在宅医療

上本町わたなべクリニックでは、在宅医療・在宅酸素療法・機能訓練も行っております。

在宅医療とは？

在宅医療とは、患者さんのご自宅で(在宅で)、医療を行う事です。医師と看護師が患者様のご自宅を定期的に訪問し計画的な医療サービスを実施いたします。患者さんが住み慣れた家で、できるだけ快適に療養生活を送っていただくことが最大の目的です。

体の麻痺などで通院が困難な方、寝たきりの方、高齢で通院が困難な方、長期の療養をできる限り住み慣れた地域・自宅で送りたいという方、などに、医療機関が予め診療計画を立て、医学的・医療的管理に基づき、定期的に医師が患者様のお宅を訪問し、診療を行うことを『訪問診療』と呼びます。

訪問診療は患者さんが自宅で生活する際に必要な医療機器の管理や、状態管理、薬の管理等を行います。

月二回～十二回の定期訪問を基本とし、全身状態の診察を中心に、お薬の処方、採血、点滴、在宅酸素療法などを行います。また、床ずれなどの処置もいたします。定期訪問中、入院が必要となり入院のご希望のある場合は、連携病院などと連絡を取り調整いたします。

◎高齢虚弱による受診困難
◎整形外科疾患による通院困難
◎脳卒中後遺症
◎呼吸器疾患による呼吸不全（在宅酸素療法中）
◎病院から退院して自宅療養をされる方
◎在宅酸素などの特別な医療　処置が必要な方
◎悪性腫瘍、神経難病などで自宅療養を希望される方
◎在宅療養中でかかりつけ医のいない方

などです．

主なサービスとして、定期的な健康相談・診察・検査（血液・尿など）を行います。高血圧・糖尿病などの慢性疾患に対する定期的な処方、かぜや便秘、下痢など日常的によくある症状への対応、点滴・褥瘡などの処置や、酸素療法、の管理など、ご自宅で受けることができる医療サービスは多岐にわたっています。

病状によっては検査や治療のために一時的な通院や入院が必要になる場合もありますが、医師・看護師の継続的な管理のもと住み慣れたご自宅での療養生活を続けられるケースが増えてきています。

長期医療を要する患者さんが、病院から自宅に帰り家族と一緒に生活し、治療を受けることができれば、予想以上に治療効果を挙げることができるものです。