関節性肺炎とは
どんな病気??
肺胞の外側の細胞が炎症を起こす病気です。
その裏に、膠原病や悪性リウマチなどが隠れていることがあるります。退院後も、投薬治療を続けることが多い。
(実質性)肺炎
細菌やウイルスが体内に入り、肺胞などで炎症を起こす。
■間質性肺炎を引き起こす膠原病・悪性リウマチ・特発性間接性肺炎について
①膠原病
免疫の細胞が、間違えて、自分の細胞を攻撃する病気。
自己免疫性疾患の一種で、攻撃する人間の細胞内のたんぱく質などの違いによってさまざまな疾患がある。
代表的な、膠原病には、SLE・混合結合組織病・皮膚筋炎・強皮症などがある。病気によっては、肺に、胸膜炎・間質性肺炎・肺線維症などを引き起こす。女性に多い。
②悪性リウマチ
免疫の細胞が、間違えて、自分の細胞を攻撃する病気。自己免疫性疾患の一種。リウマチは、免疫が、関節に攻撃する。リウマチのうち、関節外の症状が出てくるものを悪性リウマチと呼ぶ。血管炎が起こることが多いが、間質性肺炎が出ると予後不良。女性に多い。
③特発性間接性肺炎
原因不明の間質性肺炎を起こす。肺線維症に進行することもあり、この場合、平均生存年数は5~6年。たばこが原因の一つとされており男性に多い。難病。
間質性肺炎が悪化すると肺線維症になり症状が一段とひどくなる。
◇間質性肺炎を引き起こす病気のまとめ ◇
●SLE(膠原病)
20歳から40歳の女性に多い・・・胸膜炎・間質性肺炎・肺線維症
●混合結合組織病(膠原病)
20歳から50歳の女性に多い・・・間質性肺炎
●皮膚筋炎(膠原病)
35歳から65歳の女性に多い・・・間接性肺炎
●強皮症(膠原病)
30歳から50歳の女性に多い・・・肺線維症
●悪性リウマチ
60代の女性に多い・・・間質性肺炎
●特発性間接性肺炎
原因不明・・・間質性肺炎・肺線維症